5/24(金)避難訓練

5/24(金) 今年度初めての避難訓練を行いました。

4月に入園したばかりの年少さんは防災クッションを被るのは初めてです。入園をしてしばらく経った頃から少しずつ、防災クッションをカバーから出して被る練習や机の下にもぐる、防災クッションを被って避難をする練習をしてきました。

今日は「もうすぐ静岡県に大きな地震が来ます。」という想定の訓練です。

子ども達がほぼ登園してきた9時30分頃「もうすぐ静岡県に大きな地震が来ますという連絡がありました。今遊んでいるものを急いで片付けてお部屋に入りましょう。」という放送があり、訓練が始まりました。大人も子どもも静かにお話を聞き、おしゃべりをせず、あっという間に片づけをしてお部屋に入りトイレに行き、人数を確認し、次の指示を待ちます。

「お は な し も」の約束をし、地震発生時には机の下にもぐる練習をし、カラー帽子を被り、水筒を持ち、防災クッションを持ち、上靴を履き、園庭に避難をします。人数の確認・報告をして今日は一里山北公園へ避難をします。

 さない

 しらない

 かない

 やべらない

 どらない

 

年長は年少と相棒になり一緒に避難をします。

園から避難する出入口は2つ、園門と西門です。357人が一斉に避難をするので、どちらから行けば素早く避難ができるか担任が瞬時に判断をします。

まだまだ小さい年少さんは、相棒の年長さんが手を引いて一緒に避難をします。まだまだ5才の年長さんも責任をもってしっかりと連れて行ってくれます。

子ども達が公園へ避難をしている間、幼稚園では火災報知機や煙感知器、防火シャッターなどの消防機器の点検を業者の方が行っています。(年に2回点検を行っています。)

避難場所から園に戻って来た後は消火訓練です。火事を発見した時に子ども達はどうしたらいいのか?近くの大人に火事である事を知らせるということを教えて頂きました。

先生方は消火器の使い方の訓練と、消火栓の使い方を教えて頂きました。(園の消火栓は一般の消火栓と違い、女性でも簡単に使える物です。)

一通りの訓練を終えた後は園舎裏側にある避難口の確認をしました。

災害はいつ、どこで起こってもおかしくありません。その時自分の命を守る為の行動ができるかは、日頃の心構えや訓練の積み重ねです。様々な想定での訓練を真剣に行っていれば、もしパニックになってしまっても訓練を通して身体にしみついた行動をとり戻すことができるのではないかと思います。いつ・どんな時でも落ち着いて行動ができるように、園では予定にある訓練の他に園全体・各クラスで突然訓練をする事があります。

大きな災害がこないことを祈るばかりですが、子ども達は自分の命を守る為に、先生方は子ども達の命を守る為に、今後も真剣に訓練に取り組んでいきます。

今日は七中の職場体験の生徒達も一緒に真剣に訓練に参加しました。